物流拠点を効率的に探すために、どのようなところへ相談するべきか、貸し倉庫検索サイトの活用などを効率的に探す方法をご紹介いたします。
貸し倉庫選びのポイント
①倉庫の立地
物流拠点や顧客にアクセスしやすい高速道路やICなどでお探しされる企業様も多くおられますので、市区町村だけでなく、ご利用されたい幹線道路の要件も整理しておかれると貸し倉庫を効率的に探せます。
②広さと収容力
商品の種類や個数、収納方法によって必要な広さや収容力が異なるため、必要なスペースや収容力についても、事前に要件を整理しておくことが重要となります。
①②のご希望要件が決まりましたら、お知り合いの物流企業様にご相談してみるのも良いと思いますが、同時に物流不動産を専門的に取り扱っている物流不動産会社にご相談されることをおすすめいたします。
倉庫の料金や契約条件は会社ごとに異なるため、複数の倉庫を比較して、自社の予算や需要に合った倉庫を選びたいかと思います。物流倉庫物件を専門的に取り扱っている不動産会社では、現在の貸し倉庫情報はもちろんですが、将来的に空床予定の貸し倉庫情報もいち早く入手しているため、物流不動産会社にご相談されることで効率的な貸し倉庫探しが可能となります。
不動産会社の選び方
「不動産会社に頼んだのに、全く用途にあっていない倉庫を紹介されてしまった。」という話をお伺いすることもありますが、原因としてはその不動産会社が倉庫の取り扱い経験がなく物流の知識が少なかった。または、小規模な倉庫の取り扱い実績しかなかった。ことなどが考えられます。物流倉庫を専門的に取り扱っている物流不動産会社では、商材やパレット数などをお聞かせいただければ、商品に適している貸し倉庫をご提案することができます。
以前、ベジタブル用の冷蔵倉庫をお探しの企業様にご相談された際、残念ながら冷蔵倉庫ではご希望の倉庫が見つからなかったのですが、冷凍倉庫でご希望に合う物件が見つかりましたので、事前に倉庫の害虫対策や温度帯の確認などを行ったうえでご紹介させていただき、ご内覧となりました。内覧をしてみると、やはりご希望の条件にとても合う倉庫でしたので、その場ですぐに費用面についての商談に移ることができました。エリア的に人気の倉庫でしたので、早めに商談に移れることは大変メリットとなります。
物流不動産会社であれば、物件紹介から内覧に至るまで、商材にあった適切な倉庫物件のご提案により、貸し倉庫探しをサポートする事が出来ます。様々な倉庫の成約実績があるため、契約前の交渉からご成約に至るまで、スムーズに進められることがメリットとなります。
倉庫物件は住宅などと比べて少ないのもあり、物流不動産会社同士の交流も活発に行われておりますので、まずは倉庫をお探しのエリアにある物流不動産会社にご相談されることをおすすめいたします。
株式会社ASSORTでは、一都三県を中心に大型物流倉庫、平屋倉庫、冷凍冷蔵倉庫、空調付き倉庫、クレーン付倉庫等をご紹介しております。
貸し倉庫検索サイトの活用
まずは「倉庫物件があるか知りたい。」「賃料相場を確認してみたい。」という方は、倉庫物件を専門に取り扱っているポータルサイトをご活用いただくことで効率的な貸し倉庫検索が行えます。住宅や店舗、事務所なども検索できるサイトよりも倉庫専門サイトの方が、物流に特化した物件情報が掲載されており、空き情報の更新が早いです。
「貸し倉庫検索サイト」で検索していただくと、様々な倉庫検索サイトが表示されると思いますが、貸し倉庫検索サイトでもそれぞれ特色が異なり、関東の貸し倉庫情報が多いサイト、関西の貸し倉庫情報が多いサイト、100坪以上の貸し倉庫情報が多いサイト、寄託倉庫情報の多いサイトなどがあります。ひとつのサイトだけではなく複数の貸し倉庫検索サイトをご利用していただき、ご希望に条件にあった倉庫の検索が多いサイトを見つけていただくことをおすすめします。
貸し倉庫検索サイト LOGIPICKのご紹介
『貸し倉庫検索サイトLOGIPICK(ロジピック)』は、東京・千葉・神奈川・埼玉など、関東エリアを中心に、100坪以上の貸し倉庫・寄託倉庫の情報をメインに取り扱っており、大型マルチ倉庫の情報なども掲載されております。関東にて、貸し倉庫をお探しの際はぜひご活用ください。
まとめ
倉庫は物件数が少ないこともあり、希望に合う貸し倉庫を探すためには時間がかかるかと思います。昨今では、物流倉庫を専門的に取り扱う不動産会社や貸し倉庫検索サイトなども増えてきておりますので、是非、積極的にご活用いただければと思います。